三国志大戦3を中心に突っ走っています

TOM9's Blog

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そんな駄文4

Q.今日はあの人だろうけど、袁に行った人のほうが良くない?

A.遊び人のイメージで、あちらの方にしましたw


大長安捜査線4

長安の町、その中心に聳え立つ孫堅の居城『羅豪』
その玉座で孫堅が老中司馬之守仲達鬼嫁持から叱責を受けていた
「・・・それと、南町奉行鳳雛越前守士元、また火付け盗賊改鬼の黄忠より苦情が来ております」
内容は聞かなくても解っている
だが、司馬之守はそれでも言ってくれる
「奉行からは殺さず南町のお裁きを受けさせろ。黄忠からは火付けはワシの仕事の範囲じゃ、横取りするな。それに合わせて両名より出番を取るなボケ。と続いております」
司馬之守は二人より寄せられた書状を孫堅の前に置く
「して、いかが返答いたしますか?」
「・・・バカめ」
ぼそりと呟いた孫堅の言葉に司馬之守が眉根を寄せる
「バカめと言ってやれ」
「伝えられるわけないだろうが、この馬鹿殿が!!」
「じゃあ、お前が何とかしろ。嫌だと言ったらお前の奥方にある事ない事言いふらすぞ」
「ぶっ」
「それはそれとしてだ、ほうっておけ。明日から北町が当番だ。二人ともしばらく休みだ」
「はぁ、そういたします」
こうして、南町奉行所は休みになり、あの二人の出番はなくなった・・・完全無欠に!

下町の食堂すぅし屋
後にこの店で出されていた賄い料理が、この店の名を取って「寿司」となったと言う歴史があったりなかったり・・・
そのすぅし屋で若いのが昼間から酒を飲んでいる
「鄒ちゃん、お銚子もう一本」
空になったお銚子を振って、奥に呼びかける
それに答えて奥から一人の美女が出てくる
「もう、孟さん。お金払ってくださいよ」
「ツケで頼むよ」
「ダメです。もういっぱい貯まってるんですよ」
「そこを何とか?」
「だーめ」
そんなやり取りの最中、店に入ってくるものが居る
北町奉行所同心の夏侯惇と夏侯淵だ
二人は酒をせがむ若い男と同じテーブルに腰を下ろす
「・・・」
「・・・」
二人は無言でその男を睨む
そしてその二人が入ってきたところで、置くから店の店主が鄒を呼び戻す
店内には孟と呼ばれた若い男と、夏侯惇、夏侯淵の3人だけになった
それを確認して夏侯惇が低い声で話し出す
「お奉行、こんなところで油を売られていては困ります」
「まあまあ、固いことを言うなよ」
孟と言うのは仮の姿
その実態は北町奉行曹操左衛門尉孟徳である
「淳、言うだけ無駄だ。それより・・・」
夏侯淵が夏侯惇の言葉をさえぎり曹操に話を始める
「黄巾一家の頭目である張角が先日病死しました」
「ああ、知っている」
「その後を継いだ張梁なのですが、あまり良くない噂を聞くようになりました」
「どんな噂だ?」
問い返す曹操に夏侯淵は、知りませんと答える
その顔は笑い出しそうである
それを見て曹操もにやっと笑う
「いいだろう、その噂。俺が調べよう」
「お奉行にそんなことはお願いできません」
わざとらしく夏侯淵が止める
夏侯惇はそんな茶番を見て頭を振っている
「気にするな。今の俺は奉行ではなく、遊び人の孟さんだ」

宵闇の中、遊び人の孟さんがひとつの屋敷の前に立ち止まる
その裏口をトンと叩く
そして戸口の上から中へ一文銭を投げ入れる
「誰だ?」
「へへ、遊び人の孟さんてけちな奴です」
「入れ」
そんなやり取りで戸口が開く
空いた戸口の中にはやくざ者が二人、ドスを仕舞っての見張りが居た
そこは黄巾一家が開いている賭場だった
遊び人の孟は昼の間にその場所を知っている者を探し当て、直接乗り込んできたわけである
「さあ、張った張った。丁方ないか、半方ないか?」
「出揃いました。四二の丁」
「畜生」
「はっはっは」
賭場では様々な声が渦巻いている
遊び人の孟も賭場に腰を下ろし、丁だ半だと賭けている
一応これだけでも賭場開帳でしょっぴけなくもないが、この程度でしょっ引いていては逆に治安が崩れる恐れすらある
この程度は必要悪と言うことである
遊び人の孟も賭けに興じた振りをしながら、辺りを伺う
賭場が開かれていると言うことは、ここは捨ててもいいところであろう
それでも何かないかと思って見ていたが、特にそれらしいものはなさそうである
「ちっ、所詮は噂か・・・」
サイコロもいかさまの様だが、その程度である
たいした事件にもなりそうにないと、遊び人の孟は全部をわざと摩って席を立つ
「負けた負けた。今日は帰る」
勝ち帰りは面倒だが、負け帰りとなると簡単だ
そんな席を立った遊び人の孟の場所に、黄巾一家の若い衆が一人の品のよさそうな男を案内する
「・・・さん、こちらが開いたんで、どうぞ」
遊び人の孟はそのまま出口に向かう
そして、入り口番の者に愚痴を言う
「大負けだよ。まったくついてない」
「勝負は時の運と言います。またお越しください」
「何言ってやがる、あんな堅気衆をつれてくるから俺の運が消えたんだよ。誰だよ、あの堅気さんは?」
「ああ、近江屋の、、、お客人、余計なことは気にしないことですよ」
突然凄んだ男に肩をすくめて遊び人の孟は帰っていく
「近江屋ねぇ・・・」

それから数日、遊び人の孟は毎日のように賭場へ出向いた
そして、毎日その男を見かけていた
賭場に行くうちにその男の素性が解ってきた
その男は近江屋の番頭で名を関平と言った
「くそ、今度こそ」
「丁に全部だ」
「今度こそ・・・」
最初のうちこそ勝っていた関平だが、ここ数日は負けが目立っている
遊びで楽しんでいたころと違い、今では真剣そのものだ
そして、負けが込むとその顔色は焦りが色濃く顔に浮かび上がっている
「関平さん、お金貸しますよ」
負けが続き、手持ちがなくなったころ、黄巾一家の者が関平にそう囁いた
それが地獄への誘いと知らず、関平は金を掴んだ
「・・・やれやれ、堅気さんを騙すとは」
いかさまで負け続けさせて、金を貸しては骨までしゃぶると言うのはよくある話
その金も結局いかさまにやられ見る間に消えていく
「金を用立ててくれ。今度は勝って返すから」
関平が先ほどの者に懇願する
「ちょっと、あっしの一存では・・・。親分に聞いてみないと」
白々しくそう言い、関平を伴って部屋を出て行く
遊び人の孟も厠へ、といい席を立つ
関平は奥の部屋に連れて行かれ、そこで張梁親分に会うことになる
「関平さん、借金が貯まっているな」
張梁がそう言って関平に詰め寄る
「もう少し貸してくれ。そうすれば、勝って返すから」
博打で返せると思うようになるまで、関平は底なし沼に嵌っていた
「まあ、貸してやらんこともないですがね。ちょいと頼まれてくれませんか」
「頼み?」
「ええ、あんたには簡単なことです」
その頼みを聞いて関平は尻込みする
「そ、それは・・・」
「いいんですぜ。それならこの借金を昼間に返してもらうようにうちの若い衆を近江屋さんに行かせてもらいましょうか」
そんな会話を床下で聞いていた遊び人の孟
自業自得とも言えなくもないが、やれやれと言った風に遊び人の孟が助けてやろうかと腰を浮かせたときである
外がにわかに騒がしくなる
その喧騒の向こう、曹操のよく知った声が聞こえる
「御用だ、御用だ」
踏み込んできた奉行所の面々
その声に奥の部屋に居たものたちは悠々と逃げていく
「おいおい、下調べぐらいしてこいよ」
遊び人の孟もひとまず退散することにした

「昨日は大捕り物だったみたいだな」
すぅし屋で飯を食べながら曹操が夏侯惇と夏侯淵に話しかけていた
その声は不機嫌でいっぱいである
「手柄をあせった蔡瑁の勇み足でして」
夏侯惇が昨日の顛末を語る
結局下っ端数名を捕らえただけで、肝心の者たちは全員逃げていた
「まあいい。それでだ・・・」
曹操は二人に昨日のことを語り、指示を出す
「解りました」
「手配いたします」
二人はそう言い、指示を果たすべく去っていった
「大変そうですね」
いつの間にいたのか、店の奥に居た男がそう語りかけた
「お手伝いしましょうか?」
「・・・」
曹操は油断無くその男を見る
「そんなに睨まないでくださいよ。私は漢中のちりめん問屋の放蕩息子で玄衛門と言う物ですよ。ちょっと今のお話が聞こえたもので、うちの腕の立つのをお貸しいたしましょうか、と」
へらへらと笑っているその男に曹操は得体の知れぬ感覚を持つ
どこからどう見ても軟弱な感じがする、だが、俺の何かが引っかかる
「・・・結構だ。よそ者の手は借りん」
「さいですか」

夜更け
近江屋の裏木戸の前に黄巾一家の者たちが集まっていた
一人が口笛を吹く
すると木戸が音もなく開いた
開けたのはこの店の番頭、そう関平である
「よくやった」
こわごわと怯えている関平に張梁が近づく
「さっさと蔵に案内しな」
張梁に言われるまま、関平が先に立って黄巾一家を広い屋敷の蔵まで案内する
重厚な作りの蔵に掛けられた鋼鉄の錠
「ほれ」
促されるまま、関平が懐から鍵を取り出す
蔵を開こうと張梁の手が蔵の扉にかかる
そこへ石つぶてが飛んできて張梁の手に当たる
「く、なんだ?!」
「おいおい、夜更けに蔵開きか?」
軽口を叩いて現れたのは誰あろう、遊び人の孟さんである
「何もんだ貴様?」
「へ、遊び人の孟ってけちなもんだよ」
「すっこんでな!!」
黄巾一家の恫喝も何処吹く風で飄々と話を続ける
「関平さん。今なら間に合う。自首しなせぇ」
鍵穴に鍵を入れようとしたままの関平
そこへ自首を勧める
「くくく、もう遅いさ。もう仲間だからな」
張梁が関平の肩を抱いて仲間だと囁く
がくがくと振るえ、関平が鍵を取り落とす
「・・・ちっ、使えねえな」
張梁は関平を突き飛ばして落ちた鍵を拾う
「まあいいさ。どうせ鍵さえ頂けば殺すつもりだったしな」
「そんな、約束が違う」
驚いた関平に遊び人の孟が言う
「悪人の約束なんてそんなものだ」
「お前も一緒に死にな!」
張梁の号令で黄巾一家の者たちが手に手に得物を握る
「ふ、そんな物でこの俺を殺ろうってのかい」
周りを取り巻く男たちの中にあって遊び人の孟は笑いを浮かべている
だが次の瞬間、その瞳は鋭さを増し、ドンと足を踏み鳴らして一喝する

「おうおう、この桜吹雪。散らせるもんなら散らして見やがれ!!」

気迫を込めた物言いで、遊び人の孟が両肌を脱いでその背を黄巾一家に見せ付ける
そこには月夜にも眩しい見事な桜吹雪が彫られていた
その美しさか、それともその気迫か、黄巾一家の気勢がそがれている
「その桜と一緒にお前の命も散らせてやる。やっちまえ!!」
張梁の命令で子分共がいっせいに襲ってくる
とは言え、狭い場所だ
遊び人の孟は右から来るドスをかわし、そこへ裏拳を叩き込む
そしてタイミングのずれた連携で襲い来る相手を確実に叩きのめしている
「てめえで最後だ!」
遊び人の孟の拳がぶんと音を立てて張梁に叩き込まれる
「ぐえぇぇ、、、」
その時屋敷の周りから声が上がる
「御用だ、御用だ」
あわせて呼ぶ子の笛も聞こえ出し、にわかに辺りが騒然となる
「さすがいい時間だ」
遊び人の孟は着物を治して、そのまま消えていった
後に残った黄巾一家は残らず夏侯惇と夏侯淵の二人に召し取られたのだった

からっと晴れた晴天の日
北町奉行所のお白州に黄巾一家と近江屋の番頭がいた
全員縄を打たれてこれからのお裁きの始まりを待っている
関平はお白州に掲げられている「至誠一貫」の額を見て心で泣いていた
太鼓がどんどんと打ち鳴らされて呼び出しが声を上げる
「北町奉行、曹操左衛門尉孟徳様、御出座ー!」
その声とともに奥の襖が左右に開いて、北町奉行である曹操が出てくる
曹操はお白州の全員を見回して腰を下ろす
「これより近江屋押し入りの件について吟味を致す、一同の者面を上げい。さて黄巾一家頭領の張梁、昨日近江屋へ押し入り略奪を行おうとしたとあるが相違無いか?」
ゆっくりとした物言いで、お白州の中央で縄を打たれている張梁に問いかける
「恐れながら申し上げます」
「許す。申してみよ」
張梁はその場で頭を下げ、語りだす
「我ら黄巾一家、そのような非道な行い、いたしておりません」
周りの子分共がそうだそうだと囃し立てる
「昨日はそこの関平なるものに借りていた金を返すと言う言葉を信じて行ったところ、このような事件に巻き込まれたのでございます」
「ち、違う。私はそんなことは・・・」
「だったら金を借りてないとでも言うのか!!」
「いや、それは借りているが・・・」
張梁の一喝に認める関平
「ほらお聞きになりましたかお奉行様。すべてはこの関平が仕組んだことにございます」
「違う・・・私は・・・」
うつむいた関平がはっと顔を上げる
「そうだ、あの人を呼んでください。遊び人の孟さんなら全部知っています」
「孟?」「誰だそれ?」「しらねえなぁ」
背後で子分たちが空っとぼけた野次を飛ばす
それを受けて張梁も勝ち誇って奉行に進言する
「その孟さんなる遊び人はどこにおりますかな、お白洲に連れてきて頂きたい、もっとも居たとしての話ですが」
「そうだそうだ、孟って奴を連れて来い」
張梁が笑い、子分たちも一斉に囃し立てて笑う
関平は真っ赤になって訴えるが、笑い声にかき消されその声は届かない
「やかましい!!悪党ども!!!!」
嘲笑に満ちていたお白州に大喝が轟く
そして、その大喝が奉行の発したものであるとわかり、お白州がしんと静まる
「さっきから聞いてりゃ好き勝って抜かしやがって・・・そんなに会いたきゃ逢わせてやるぜ」
曹操は片膝を立てて立ち上がり、両の腕を着物の中に入れる

「この桜吹雪、見忘れたとは言わせねぇぜ!!」

もろ肌を脱いだその背中、そこにある刺青は見忘れることなど出来ようはずもない
見事に咲いたその桜を昨日、近江屋で遊び人の孟さんの背中ではっきりと見ていた
「な・・・」
「そんな・・・」
「げぇ・・・」
黄巾一家の面々が声にならない呻きをあげる
「くそ、ここまでか」
張梁ががっくりと肩を落とし、観念する
「黄巾一家には昨日の押し込み以外にも余罪ありと聞いておる、張梁には市中引き回しの上打ち首獄門。子分どもも併せて斬首とする。引っ立てぇい!!」
黄巾一家が役人たちに引っ立てられていく
お白州には関平が残るのみである
「さて、近江屋番頭関平」
「ははっ」
「その方、賭博にはまり悪人の片棒を担ぐなど言語道断」
「いかなるお裁きもお受けいたします」
曹操は脱いでいた羽織を直し、座りなおす
「では近江屋番頭関平、長安十里四方所払いと処す」
それはかなりの温情判決
押し込みの片棒を担げば良くて佐渡遠島、普通は責め苦を負わされそこで死ぬのが多くであった
それがただ長安の中心から十里を離れるだけでいいとあれば、他の都市や田舎に帰ることも出来る
「ありがとうございます」
関平が土下座をして礼を言う
「これにて一件落着!!」
曹操の宣言でこの一件は幕を閉じた
つかの間かもしれないが、また長安に平和が戻ってきた瞬間だった

  1. 2007年08月20日 10:00 |
  2. 三国志大戦2
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

コメント

ちょwww
この回の内容こそ「鬼の黄忠」の出番ではないのかと・・・orz
あと火付け盗賊改めって月番じゃないから・・・黄忠カワイソス(´・ω・`)

爺の役が司馬懿なのにワロタ。


次のは誰がどの配役になるかが今からwktk。
  1. 2007/08/23(木) 05:48:37 |
  2. URL |
  3. グリーンコレクター #GCA3nAmE
  4. [ 編集 ]

あの二人は出せないのです
地道に調査をして普通に捕まえてなので、見せ場が薄くて使いづらいのですよ
仕事人、金さんなどなどのお約束的な見せ場があるやつしか遊びに使えないのです
細かいところは知ってても、流れ上月番扱いでだまされてくださいw
  1. 2007/08/23(木) 23:47:39 |
  2. URL |
  3. TOM9 #-
  4. [ 編集 ]

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