三国志大戦3を中心に突っ走っています

TOM9's Blog

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悪乗り最終回w

悪乗りリプレイもやっと終わりです
疲れましたよw

とはいえ、1回の戦いで3回も続けれたらお徳かもとかばかな思いも無きにしも非ず
まあ、書く時間が3倍なので意味ないですがw

見られるのなら続きをクリック!


にわかに空が掻き曇り、敵城あたりから龍が立ち上った。
「いかん、来るぞ」
望楼で外を眺めていた我らに動揺が走る。
「まだこちらの準備はできておらんぞ」
「今は再編の時間じゃて」
「えーい、どうするんだ」
こちらも君主殿に召還をお願いに上がるか?
がっしゃーん!!
「落ち着け!」
大きな壺が叩き割られ、凛とした声が耳朶を打つ。
劉曄殿が望楼に飾られてあった、大きな壺を蹴り落としたようだ。
そのまま望楼の欄干に腰掛け、どこから取り出したのか瓢箪を持っている。
「まだこちらに来るまでには相手とて時間がかかる。その間にこちらの出陣も可能だ」
そう言うと瓢箪で喉を潤している。
「たしかに、敵がこちらに来るまでに我らとて出陣は可能じゃ。異を唱えるわけではないが、可能というだけで戦える常態かと言われると怪しいものじゃ」
張松殿も頭の回転が速い。
我らは蚊帳の外で聞くしかないようだ。
「そうだな、戦えぬかも知れぬが死ぬことはできよう」
劉曄殿が冷めた瞳で言い放つと、我らの背にも冷や水を浴びせられたかの錯覚に陥る。
たしかに、死を覚悟しての出陣。
その言葉に嫌もない。
「おいおい、何か勘違いしているようだな」
劉曄殿の言葉を待たずにシン皇后が席を立つ。
「出陣の準備をしてくる。あんたたちの命、無駄にはしないよ」
「君主殿も了解してくださっている」
劉曄殿が立ち上がる。
「やつらも門をめがけてくるようだ。その正面でいっせいに立ち塞がる。守りのことなど考えずに突撃だ」
「そう言うことか」
「けけけ、先鋒はもらったぜ」
「何を言うか、先鋒は譲れん」
「ぶもぉ!」
さて、出陣の準備だ。先に準備をしたものが先鋒なのだしな。

鏡の中のあたし。
笑ったあたし。
みんなにひどいことをお願いするあたしが笑ってる。
笑ったあたしがぼやけて見えない。
笑わなきゃ、笑わなきゃ。
笑ってないとみんなが不安になるから。
弱さを見せちゃダメ、あたしは強いの。
みんなを死地に送り込んでも笑ってる。
あたしはひどい女・・・。
「・・・ひどい女、、、よね」
誰かの腕があたしを背後から優しく抱きしめた。
柔らかな腕があたしを優しく抱きしめてくれる。
「ひどくなんかないよ」
蔡文姫なの?
なんか視界がぼやけて見えないの。
「ひどくなんかないよ」
蔡文姫が繰り返し、あたしの耳元で囁く。
「みんな解ってるよ。シンちゃんが本当は優しい女の子だって」
だめ、優しくしないで。
我慢してるのに、、、我慢してるのに、、、
「だから、命を預けられるんだよ。あたしだって、ね♪」
回された腕に力が込められる。優しく暖かな抱擁。
「今は泣いてもいいよ、あたしでよかったらここにいるよ」
蔡文姫の白い手を握り返す。
「・・・あ・り・・が・・・」
そこまでで限界だった。
涙があふれて声が出ない。
「いっぱい泣いたら、笑ってね。笑顔のシンちゃんが大好きだから」
あたしは泣きながらうなづいた。
何度も何度も、うなづいた。

「予想通り、敵は城門めがけて進軍している」
城内で最後の説明が行われる。
「先陣を孫策、その後ろから残りの将が詰めているようだが、孫策がうまい具合に先走っているようだ」
「そこを我ら全員で当たるわけじゃ。ふぉふぉ、小僧の驚く顔が目に浮かぶわい」
出陣の旗が振られた。
「うまくいけば孫策ぐらいは倒せるかもしれん。しかし真の目的を忘れるな」
「けけけ、解ってるよ大将」
「ぶもぉぉぉ」
楽進殿が剣を抜き放つ。
「抜刀!!!」
門が開いた。
「突撃ぃぃぃ!!!」
7人の武将がいっせいに突き進む。
今頃、城の横から出たシン皇后が準備を始めている頃だ。
「ふにゃぁ」
「おぼえてやがれ」
ぶつかる傍から城に戻る友軍たち。
だが、その度に力が湧き上がってくる。
「紅蓮の炎をとくと味わえ!」
いけると思った瞬間、目の前が赤く染まった。
炎は我らを襲い、シン皇后まで伸びていく。
だがその結果を我らが見届けることはないだろう。
薄れていく意識の片隅で龍を見た・・・。

「耐えるんだよ!」
「この程度なんともありません」
無理をしているのは一目見れば解る事。
何とか耐えた。
でも、もう周りには誰もいない。
あの龍に祈ろう、間に合って、と。

「進むぞ!」
楽進殿の合図で、牛金殿と俺の3人が城門に迫る孫策へ再突撃を敢行する。
後の4人はシン皇后に迫りくる虫どもを蹴散らしに出る。
「急げよ!」
ただでさえ、先ほどの突撃の直後だ。
いかな孫策と言えど、我らの魂を乗せたこの一撃に耐えるべくもない。
「次だ!」
「ぶ、ぶもぉぉ!!」
牛金殿の声がおかしい、何事だ!?
しまった、周泰だ。
「この傷にかけて、貴様らごときにやらせはせん!!」
解る、周泰の気が膨れ上がっていくのが。
「楽進殿、どちらかだけでも」
「しかたあるまい」
俺と楽進殿が左右に分かれる。
今の周泰に敵うとはとても思えない、せめてどちらかだけでも生き残らねば。
「廖化殿、後は頼みましたぞ!」
その力、確かに受け取りました。
俺はそのまま矢をかいくぐり、乱戦中の太史慈めがけて突撃をかける。
「おせえよ、旦那。後は頼んだぞ」
俺の突撃と前後して裴元紹殿が去っていった。
その頑張り無駄にはしませんぞ。
「凡将と侮るな!」
己を鼓舞するが、さすがは音に聞こえた勇将だ。
一合打ち合うたびに力が抜けていく気がする。
やられるのか、このまま!?
「助太刀する!」
ぎりぎりのところで劉曄殿だ。
2対1で形勢はこちらに傾いた。
青息吐息となりつつも、何とか太史慈を撃破することに成功した。
「なんとかなりましたな、劉曄殿」
一息つこうとしたとき、劉曄殿に叱られた。
「落ち着いている暇などはない、皆が作ったこのチャンスに敵の城を落とす!」
「うむ」
お互いほとんど力も残ってはいないだろう。
だが、ここが正念場と、城に突っ込んでいく。
「突き破れ!」
劉曄殿の一撃が大きく城門を揺らす。
こちらも負けてはいられない。
一撃で落ちぬなら何度でも攻撃を仕掛けるのみだ。
「我に続けー!」
我が隊が一撃を与えたとき、城壁の一部が音を立てて崩れた。
そのとき頭上から声がかかった。
「今日は素直に負けを認めて引こう。だが、次に勝つのは俺たちだ」
ああ、解っている。
戦いはこの一戦だけで終わりではない。
俺は去り行く後姿に声をかけた。
「次はどの戦場だ!?」

~終劇~




悪乗りしすぎの3回目も終わりです
明日は普通にwww

テーマ:三国志大戦 - ジャンル:ゲーム

  1. 2005年09月21日 00:12 |
  2. 二人の舞姫物語-Prelude-
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:3

コメント

出撃前のシン皇后

何気なく使ってましたけど
確かにそれぐらい本人が思いつめるのも無理もないかも
何か悲哀デッキも気分転換な気持ちでは使えませんな
使うときは本気で(CPU戦しかしないけど)
それを気づかせてくれたTOM9様に脱帽です。
  1. 2005/09/21(水) 08:17:35 |
  2. URL |
  3. TATSI@ #-
  4. [ 編集 ]

おめです。

完結、おめでとうございます。
ハッピーエンドよしw

廖化ってこんなにカッコよかったんだw(エー
甄皇后と姫が美味しいですねw

私も続き書かないとな…
  1. 2005/09/21(水) 17:41:29 |
  2. URL |
  3. 龍之介 #-
  4. [ 編集 ]

甄皇后の

戦場での気丈な姿と蔡文姫にだけ見せる姿との比較がたまらなく良い。
ちょっと泣けました・・・。
  1. 2005/09/23(金) 21:34:47 |
  2. URL |
  3. 真音 #95bkP2lk
  4. [ 編集 ]

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空は飛べないけど…翼ならあげよう

朋友、TOM9氏に捧ぐ  空は飛べないけど 翼ならあるんだよ    見えないだけ    飛べないだけ    でも 翼はあるんだよ    風を運んで 風になるの   
  1. 2005/09/21(水) 18:16:37 |
  2. Hit the beat! Keep your beat!!
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